グローバル展開と販売実績
テスラの2024年12月期の売上高は976億9,000万ドル(前年比約1%増)、純利益は70億8,800万ドルでした。また、エネルギー部門の売上高は同期に100億8,600万ドルにのぼり、テスラ全体売上の約10%を占めるまで成長しています。2022年12月期の売上高は815億ドル、純利益は126億2,000万ドルであり、近年は事業規模が大幅に拡大してきました。
主力モデルのModel Yは2023年・2024年ともに年間販売台数が100万台を超えました。
2026年第1四半期には世界で約40万台の車両を生産したことも報告されています。
EVの生産を支える工場(ギガファクトリー)は、アメリカ・ドイツ・中国など複数の国に置いており、グローバルな生産体制を整えています。大量生産が可能になったことで、発売当初と比べて幅広い価格帯の製品ラインナップが実現しています。
日本でのテスラ販売状況
テスラは2010年に日本での正規販売を開始しました。
国内の主力モデルはModel YとModel Y Lで、2026年4月にはModel Y Lの日本販売が始まりました。
日本での充電インフラも拡充が続いており、2026年4月時点で国内148ステーション・734基のスーパーチャージャーが稼働しています。スーパーチャージャーは最大出力250kWの急速充電設備で、テスラが独自に整備したネットワークです。
EV以外の事業(エネルギー・AI)
テスラは電気自動車のほかに、家庭用蓄電池「Powerwall」、大規模施設向けの蓄電システム「Megapack」、ソーラーパネル・屋根材「Solar Roof」なども展開しています。これらのエネルギー製品は、太陽光発電で作った電気を家庭や施設に蓄え、電力コストの最適化や停電時のバックアップとして活用されています。
また、自動運転技術「オートパイロット」や次世代の完全自動運転機能の研究開発も継続しており、AI分野への取り組みも進めています。テスラが「EV会社」であると同時に「エネルギー・AI企業」でもある点は、他の自動車メーカーとの違いを理解するうえで参考になります。テスラ車はスマートフォンのアプリと連携して車両の管理やソフトウェアの更新が行える仕組みを備えており、購入後も機能が追加・改善されることがあります。
まとめ
- テスラは2003年設立のアメリカ企業で、電気自動車とクリーンエネルギー製品を手がける
- CEOはイーロン・マスク氏(2008年就任)、本社はテキサス州オースティン
- 2024年12月期の売上高は976億9,000万ドル(株探米国株調べ)
- 日本では2010年から正規販売を行い、2026年4月にModel Y Lを発売
- 国内148ステーション・734基のスーパーチャージャーで充電インフラを整備
- EV以外にもエネルギー・AI分野へ事業を拡大している
