TemuとSHEINは買って大丈夫?安全性を3つの視点で確認

TemuやSHEINについて「安全?」「買って大丈夫?」と不安になる場合は、サービス全体を単純に安全・危険のどちらかで判断するのではなく、決済、販売者、商品の安全性を分けて確認することが大切です。

1.決済は必ず公式サイト・公式アプリから行う

Temuの日本向け公式サイトでは、クレジットカード、PayPal、Apple Pay、Google Pay、PayPay、コンビニ払いなど複数の決済方法が案内されています。また、公式ページにはPCI DSSやカードブランドの本人認証に関するセキュリティ表示があります。

SHEIN JAPANでもクレジットカード・デビットカード、PayPal、コンビニ払い、PayPay、Paidyなど複数の支払い方法が案内されています。SHEINは、決済時に入力されたカード情報について、自社の管理サーバーには保持せず、決済を扱う専門会社のシステムで管理すると説明しています。

ただし、実在する通販サービスを装った偽サイトには注意が必要です。消費者庁も、通販サイトを利用する際には公式サイトのURLであるかを確認するよう呼びかけています。

広告やメールなどからアクセスした場合でも、決済前にTemuまたはSHEINの公式サイト・公式アプリであることを確認しましょう。

2.販売者を確認する

SHEINでは、SHEIN自身が販売する商品だけでなく、第三者販売者から購入するマーケットプレイス商品もあります。SHEINの利用規約では、購入を確定する前に第三者販売者を表示するとしています。

Temuも、多数の商品パートナー、メーカー、ブランドなどと消費者をつなぐEコマースサービスです。

そのため、どちらの場合も「Temuの商品だからすべて同じ」「SHEINの商品だからすべて同じ」と考えるのではなく、販売元、商品説明、配送条件、レビューなどを個別に確認することが重要です。

3.商品の安全性は商品ごとに確認する

通販サイトで安全に決済できることと、販売されている個々の商品が自分の用途に適していることは別の問題です。

特に電気用品、乳幼児向け用品、肌に使用する商品などを購入する場合は、価格だけで選ばず、商品の仕様や注意事項、日本で必要となる表示などを確認しましょう。

消費者庁もインターネット通販について、事業者情報、配送条件、キャンセル・返品条件などを事前に確認するよう案内しています。

TemuとSHEINを初めて使うなら?失敗を減らす7つのチェック

TemuやSHEINを初めて利用するときは、いきなり価格だけで購入するのではなく、次の項目を順番に確認すると失敗を減らしやすくなります。

  1. 公式サイト・公式アプリであることを確認する
  2. 商品のサイズ・素材・個数を確認する
  3. 写真付きレビューだけでなく商品説明も読む
  4. 送料を含む最終支払額を確認する
  5. 配送予定日を確認する
  6. 返品できる商品かを確認する
  7. 注文時の商品ページを保存しておく

国民生活センターの越境消費者センター(CCJ)では、海外通販で商品ページの表示と実際に届いた商品が異なるトラブルなどに備え、商品ページのスクリーンショットを保存しておくことを勧めています。

注文内容、商品説明、価格などが分かる状態で保存しておけば、万一問題が起きた場合に購入時の条件を確認しやすくなります。

TemuとSHEINはどっちがいい?目的別に比較して選ぼう

TemuとSHEINにはそれぞれ異なる特徴があるため、何を買うか、何を重視するかによって選び方が変わります。

重視するポイント 比較するときの考え方
服を中心に探したい ファッションを主要事業とし、カテゴリーが細かいSHEINの商品も確認する
雑貨やインテリアもまとめて探したい 幅広い商品ジャンルを扱うTemuとSHEINの両方で比較する
とにかく安く買いたい 同等仕様の商品で送料・クーポンを反映した最終金額を比較する
返品条件を重視したい Temuの商品ごとの返品期間と、SHEINの40日以内という返品条件などを確認する
安全性が気になる 公式サイトを使い、販売元・商品仕様・レビュー・返品条件を商品ごとに確認する

TemuとSHEINのどちらが常に安い、どちらがすべての面で安全という単純な結論にはできません。商品価格や送料、割引は注文時によって変わり、商品や販売者ごとの違いもあるためです。

服を中心に探す場合はファッションカテゴリーが充実しているSHEINを確認しつつ、Temuでも同じ用途の商品を比較すると価格差が分かりやすくなります。生活雑貨などでは、両方のサービスで商品仕様と最終支払額を比較する方法が有効です。

どちらを利用する場合でも、「商品価格」「送料」「サイズ・素材」「販売元」「返品条件」「レビュー」の6点を確認したうえで購入を決めることが大切です。

海外事業者との通販でトラブルが解決しない場合は、販売サイトのカスタマーサービスに加えて、国民生活センターの越境消費者センター(CCJ)など公的な相談窓口も確認できます。

<参考サイト> Temu公式サイト / SHEIN JAPAN / SHEIN Group / 消費者庁 / 国民生活センター 越境消費者センター(CCJ)